本日5,6限目に人権学習を各教室で実施しました。1年生は「友人のいいところさがし」、2年生は「部落差別問題学習、今も消えない部落差別、ネット上でおこる差別問題」、3年生は「多様な性とはなんだろう?-誰もが自分らしく安心して暮らせる社会に-」のテーマで学習しました。
1年生は、生徒一人ひとりが、学年全員に対して書いた5つほどのいい点を、パワーポンイトで表示し、「この友人はだれだ?」クイズをしました。その後、個人の”いいところ集”という冊子をもらい、それを読んでうれしそうな顔をしていました。温かい雰囲気での人権学習は、『友人を大切にすることは、自分自身も大切にすることだ』ということを学んだことと思います。
2年生は、「今も消えない部落差別」や、「ネットでおきている差別問題」についての学習でした。被差別の歴史を正しく学び、正しい知識を身につけることができたと思います。また、それをもとに差別や偏見を見抜き、許さない態度とそれを指摘できる実践力がついたのではないかと思います。
3年生は、「多様な性とはなんだろう?-誰もが自分らしく安心して暮らせる社会に-」というテーマで学習した。LGBTQ(性的少数派)について、正しく理解をし、性は男女の別だけではなくたくさんのパターンがあることも認識できたと思います。
この人権学習を通じて、正しい知識を学んで理解が深まったと考えています。世の中には、依然として、差別や偏見に満ちた発言やいじめが、残念ながら見受けられます。そのような場面に接したとき、勇気をもって「それはちがうよ」「それはいじめだよ」などと指摘できるようになればと思います。将来、他人のことをより大切にし、思いやりをもつことのできる世になることを願って、この人権学習をおこないました。